創造集団 池小|今日性、社会性のある作品を舞台に。

次回公演

公演終了しました。ご来場ありがとうございました。

12月公演 2本立て上演

『 同郷同年 / 少年口伝隊一九四五 』

 原爆が投下されて79年、平和への願いは勿論、
 原爆は絶対悪だと語り継がれてきたけれど、
 戦争も核の恐怖もなくならない。
 核兵器も原発もない私たちの地球、青い空と澄んだ水を
 そのまま残すために、いったい私たちは、いま
 どうすればよいのでしょう…

 語り継がなければならない、考えなければならない核問題、
 今年はこの2作品を同時に上演します。
        
2024年 12月12日(木)~ 15日(日)
北池袋 新生館シアター
東武東上線 北池袋駅 徒歩1分 



 同郷同年  「日本の劇」戯曲賞・OMS戯曲賞受賞作
 【作】くるみざわしん  【演出】前原礼子  【演出協力】鈴木龍男(前進座)  【出演】山田タケシ 小島満靖 白神久吉
 「このままじゃ、この町はいつかなくなる」「これは新しい国策なんだ」
 「これはチャンスだで」「チャンスなもんか」
 「国と電力から永久に金が流れ込んでくるでな…町は豊かになるで」  「放射性物質に汚染されて何が豊かなんだ!」
  ~ 町の再生をねがう同郷同年の3人の男たちが、放射性廃棄物処分場誘致をめぐり、熱く語りあう。
                                    彼らを待ち受けている、その結末は… ~

 少年口伝隊一九四五
 【作】井上ひさし  【演出】久保田ヒデ子  【音楽】宮田耕八朗  【出演】前原礼子 渡辺美英子 久保田ヒデ子 宮田耕八朗
 これからお聞きいただくのは 広島の、三人の少年の話です。
 三人はともに国民学校の六年生、そのときたまたま、疎開先から帰っていました。
 昭和20年8月6日、夏休みのさなかの月曜の朝。  空は青く、海は白銀色、比治山は緑に燃えています。
 そのとき、蝉や小鳥がふっとなきやみ、風もぴたりとやんだ。
 そして、世界が停まった。