創造集団 池小|今日性、社会性のある作品を舞台に。

次回公演

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原爆という人災と、台風という天災に続けざまに襲われた広島の惨状がリアルに描かれているこの作品は、作者が
<2008年世界P.E.N.フォーラム「災害と文化―叫ぶ、生きる、生きなおす」のオープニング企画>のために書いた朗読用台本。
老語り部たちが立ち上がり、尺八の宮田耕八朗さん、ダンスパフォーマンスの北川結さんの協力を得て、
少年たちの無念さと多くの犠牲者の叫びを、心からの思いを込めてかたる…。

あらすじ

1945年(78年前)の8月6日、広島に世界で初めて原子爆弾が投下された。人口43万人の都市の3割近くの人命が一瞬で奪われ、
8割以上の人の生活が壊された。
比治山のふもとに住む国民学校六年生の身寄りを失った3人の少年は、生き延びるために、新聞を発行できなくなった新聞社に雇われ
「口伝隊」の一員として町の情報を伝え歩く。
懸命に生きようとする少年たちがそこで目にする町の様子、情報との矛盾…。やがて、少年たちは大人たちの身勝手さを目の当たりにして、
激しい怒りを覚える。さらにアメリカの「原爆の効果調査団」が来ていると聞いて……
そして1か月後、原爆で壊滅したヒロシマを巨大台風が襲う。火の次に水に襲われる彼等がたどり着く先は……

ご予約・お問い合わせ

創造集団 池小
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